転職してから約3カ月が経ちます。
転職してから、ミスも多いです。
失敗を繰り返さないため、そして、私と同じように技術者として転職を考えている方へ仕事のイメージを持ってもらうために、書き留めておきます。
キリ穴をあけている最中に「ガガガガガガ!!」とヤバい音が!?
驚きました。
とりあえず基本中の基本、非常停止ボタンを押しました。
こういった予測していない出来事が起きると固まってしまう私。自分も一緒に10秒ほど非常停止しました(笑)
すると、すぐに上司が助けに来てくれました。
「ドリルがドリルチャックの中で回っただけだから大丈夫。」
どうやら、切削の負荷がドリルチャックの把握力を超え、ドリルがドリルチャックの中を回ってしまったようです。
ワーク、ドリル、ドリルチャックは無事で、一安心。
さて、なぜこのようなことが起きてしまったのでしょうか。
深穴であったため、切粉がつまった
原因は、深穴で切粉がきちんと逃げずに詰まってしまったことです。
それもそのはず、今回の切削は、ドリルの直径をDとすると、穴深さは5Dほどありました。
なかなかの深穴です。それを、ドリルの引き抜きは3Dに一度ほどの少ないペースで切削していました。
この条件だと、切くずが詰まってしまうのも納得がいきます。
私は、職業訓練の先生の話を思い出しました。
「穴深さが3D以上の場合は引き抜きステップ切削を行うこと」
これを私は、3D毎に引き抜けば良いと勘違いしていました。
しかし、今回の失敗から分かりました。
正しくは
穴深さが3Dmm以上の場合、少なくともDmm毎に引き抜きステップを入れること。
このようにプログラムを直したところ、深穴でも問題なく切削することができました。
失敗が自分の経験値になる感覚
このような失敗が日常茶飯事だと聞いて、少し怖くなった方もいるかもしれませんね。
ですが、私は失敗から得られる経験値を蓄積していくのが楽しいです。
自分の成長を実感できるのが、旋盤工としての仕事の楽しみということを、以前にもお話ししましたね。
転職する前の職場では、こんな楽しみは一切ありませんでした。
それは、仕事への興味だけではなく、環境の違いが大きいと思います。
前職では、一つ失敗をしたら、そのたびにキツく責められていました。
しかし、今の職場ではミスを責められたことはありません。
自分が成長できる環境に身を置けた。それだけでも、転職した意味は大きかったと思います。
今、あなたは自分が成長できる環境にいますか?
私のように、失敗するたびにキツく責められてはいませんか?
私も、転職するまでは、そうやって責められるのが普通だと思っていました。
ですが、それが普通だと思ったら大間違いです。
私は、転職してから大きく変わりました。
もし、あなたが転職への一歩を踏み出すことを考えているなら、私が転職に成功した方法が参考になると思います。
毎回言っているのですが、私が転職活動で使ったツールは主に3つです。
一つ目はリクナビネクスト。
最も多くの求人広告が出ており、コレで仕事を検索してみなければ始まりません。 リクナビネクストで仕事を探すことは、全ての人に絶対必須です。
二つ目はメイテックネクスト。
私と同じように、技術者に転職を希望する場合、特に大企業への就職を視野に入れている方にはこれ以上ない力になると思います。 私もコレで内定をいただきました。
ですが、あくまで技術者への転職です。40歳未満で、理系卒もしくは理系職の方にしかお勧めできません。
三つ目はハローワーク
ハローワークは、地元への就職に力を発揮します。
しかし、当たり外れの差が大きいこと、そして大企業が少ないことがデメリットとして挙げられます。 技術職で大企業を目指す場合は、素直にメイテックネクストを使うのが良いでしょう。
ハローワークの求人を第一希望としている場合、私も含めて、信頼できる方に相談するといいと思います。
今、仕事で辛い思いをしている方の幸せに、少しでも貢献できればと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
僕も高専に入学してマシニングセンタ習っていますが、ドリリングサイクルプログラム組まないと大変なことになりますよね笑笑
「ウン千万する機械が使い物にならなくなるから絶対にドリリングサイクル入れろ」って怒られました笑笑
コメントありがとうございます。
このときは引き抜きを含むサイクルの大切さを痛感しました。
それにしても「ウン千万する機械が使い物にならなくなるから絶対にドリリングサイクル入れろ」は脅しがすぎますね笑
大径のドリルだったらもっともでしょうが。
しかし確かに小径のものでもドリルチャックはだめになってしまう可能性も高いので、お互い気をつけないといけませんね!