既に同等以上の志望度の企業に内定をもらっている場合、自分の弱みも知ってもらおう。
既に志望度の高い企業に内定をもらっており、その企業と同等かそれ以下の会社に面接に行く場合の想定問答を書いていきます。
この場合、自分の弱みも知ってもらうことが必要です。
私は切削加工技術者を目指しているため、切削加工の企業を例に出して考えていきます。
志望動機・自己PRは王道に。
面接では、しゃべりながら自分でも何を言っているかわからなくなりがちです。
書類審査とは違い、できるだけ短く答えるようにしましょう。
また、説明が足りない部分は、突っ込んで聞かれる可能性が非常に高いので、その質問に対する答えも準備しておきましょう。
これは、個人面接の場合です。集団面接の場合はまた話が変わってくるためご了承くださいね。
Q:志望動機は?
A:私は切削加工の職人になりたいという思いを強く持っています。
そこで、切削加工の分野で就職活動をしていたところ、御社HPを拝見し、技術を高められる環境であるということを強く感じたため、志望させていただきました。
Q:なぜ技術を高められる環境だと思ったんですか?
A:御社の○○を作る中で○年以上積み上げてきた技術があることももちろんですが、先輩社員の言葉の中で「だれにも負けない技術を身につけたい」という言葉あり、それがきっかけになりました。現場の社員からこのような言葉が出るということは、技術を向上する意欲がわく環境である証拠だと思ったからです。
Q:なぜ切削加工の職人になりたいと思ったんですか?
A:はじめは、ものづくりの現場で働きたいという漠然とした思いしかありませんでした。
ですが、機械加工の分野の職業訓練を受ける中、できることが増えるに従って楽しさが増し、今ではこの分野を極めたいと思うようになりました。
Q:自己PRをしてください
A:私は「コツコツと努力を積み重ねていくこと」を得意としています。決して天才肌ではありませんが、コツコツと努力していくのが得意だったからこそ、高校弓道での全国大会5位や、国家公務員総合職試験の合格という結果を出せたのだと思います。御社に入社してからも、努力を積み重ね、切削加工の職人になることで、御社の役に立つことができることを確信しています。
弱みをあえて明らかにすることで、自分がやっていけるかどうかを人事に判断してもらう。
弱みを隠したまま入社すると、必ず会社の求めていることと、自分のできることの間にギャップが生まれます。
「この会社に行きたい」という内定を1つ持っている状態なら、あえて弱みを見せ、自分がやっていけるかどうかを人事に判断してもらいましょう。
Q:苦手な業務等はありますか?
A:私は全体を把握しながら仕事をすることが苦手です。そのため、前職でも管理の業務で苦労をしてきました。ですがその分、先ほどの自己PRでも申し上げたように、一つのことに集中して行う業務は得意です。
いかがだったでしょうか?
このように、内定も得て就活に余裕がでてきたら、あえて自分の苦手をさらけ出し、本当に自分に合う会社を探すのも良いですね。
苦手を理解して採用してくれる会社なら、まず間違いなく役に立つことができるでしょう。
ただし、まだ一つも内定がない状態の場合は、変に苦手なことなどは言わず、内定ゲットに徹するようにしてくださいね。
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