そもそも、確定申告しなければ、どんな悪いことがあるのか。
それは、在職時に払いすぎた税金が戻ってこないということ。
税金や社会保険料等、いろいろなものが引かれて毎月の手取りは決まりますね。
実は、私たちは税金を払いすぎているんです。
それを、本来年末調整で取り返すのですが、会社に属していない我々は年末調整をしてもらうことができません。
そこで、自身で年末調整の手続きをする必要があります。 それが確定申告です。
例えば私は8月退社なので、8か月分税金を払いすぎています。
確定申告をすることで、2万円ほど返ってきました。
確定申告の大まかな流れは、
インターネットで書類作成→プリントアウト→捺印・書類貼り付け→提出です。
本日は、その方法をお伝えします。
まず、必要な書類を準備する
必要な書類を準備します。
私の場合、必要な書類は二つだけでした。
①源泉徴収票
→退職した会社に依頼すると発行してもらうことができます。
②国民健康保険税・介護保険料・後期高齢者医療保険料納付済額通知書
→私の場合、なにもしなくても郵送で届きました。
以上です。
私は年金を全額免除しているので必要ありませんが、年金を払っている方は、年金も控除の対象になるため書類が必要です。
また、生命保険に入っている方は生命保険の書類が必要なので、準備しておきましょう。
確定申告の方法は、インターネットと税務署の二通り
確定申告は、税務署に行ってやるものだと思っている方も多いと思います。
私もそうでした。ですが、今の主流は「インターネットで書類を作成し、それを送るだけ」です!
確定申告期間中の税務署は、すごく並びます。
非常に時間を食うので、インターネットでやってしまうことをおすすめします!
現に、私もそうしました。
でも、職員さんに見てもらって、安心して確定申告をしたいという方は、税務署に行くようにしてくださいね。
確定申告のサイトにログイン
ということで、今回私が経験した、インターネットでの書類作成方法をご紹介します。
まずはこちらの、書類作成コーナーに入ります。
作成開始をクリック。
e-taxは、申し込むために料金がかかるため、通常は書面提出を選択します。
我々、会社を辞めて無職の人は、所得税コーナーへ。
右側の、「お分かりにならない方」を選択し、次に表示される質問に答えていきます。
何ページか質問に答えると、このような画面に。
ここから数字を入力する必要が出てきます。
まずは、上側の「給与所得」を入力していきましょう。
源泉徴収票を見てください。
私の源泉徴収票に書いてあったのは、画像の欄だけ。
その数字と所在地等を、下の画像のように入力します。
お次は健康保険。
初めに準備した、国民健康保険税・介護保険料・後期高齢者医療保険料納付済額通知書の書いてある数字を入力します。
以上で入力は完了です!
私はこれだけでしたが、生命保険や年金など、他に控除を受けられるものがある場合は、必ず入力しておきましょう!
後は印刷捺印して出すのみ!
お疲れさまでした。
あとは印刷して、捺印、提出書類を貼って出すのみです!
提出書類に関しては、私は源泉徴収票だけでした。
手続きの不備で、本来返ってくるべき税金が返ってこなかったらどうしよう・・・
そういう不安を持っておられる方も多いと思います。
でも大丈夫。確定申告は、5年まで遅らせることができます。
万が一不備があっても税務署から連絡がありますし、損に気付いたとしても、5年以内なら控除を受けることができますよ!
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