【就職活動】”零細企業はやばい”は本当?零細企業社員が解説!

中途で就職活動をするにおいて、大手に絞った方が良いのか零細企業も視野に入れるべきなのかは一つのポイントですよね。

零細企業はやばい」と言われているのも一つの事実です。

本記事では大手を経験した上で現在総数7人の超零細企業に勤める私が、零細企業に就職することについて書きました。

こんな私がこの記事を書きました

私は地方の国立大卒業後、誰もが知るような大手企業の幹部候補として採用を受けました

その後1年半勤めましたが会社に合わないと感じ、転職をしようと国家公務員総合職(旧1種)試験を受験し合格確定後に退職

ですが現場仕事がしたいという思いが強かったため公務員の合格は蹴り、今の職場である零細町工場に転職しました。

大手と零細、両方の経験をもとに書きましたので、きっと参考にしていただけるかと思います。

私の職場はやばくない

零細はやばい

たしかによく聞く意見ですが、私の勤めている会社はやばい会社ではなくとても良い会社です。

何より仕事が楽しい

日々仕事をしていて楽しいです。

もちろん仕事なのでストレスがかかることも多いですが、やりがいと誇りを持って働けています

これも経営側が、従業員がのびのび仕事ができるように配慮してくれているからだと思います。

残業手当がきっちり出る

もちろん残業した分はちゃんと給料が発生します。当然のことですが・・・。

人間関係に恵まれている

経営者だけでなく同僚にも恵まれており、恵まれた人間関係の中で日々仕事ができています。

給料も低いわけではない

正直給料は大手と比べると伸びしろが少ないですし、特別高いとは言えません。

ですが同職種の中では間違いなく多い方ですし、生活していくために必要十分な金額は頂いています

「零細はやばい」も否定しきれない

零細にはハズレ企業も多いのが現実

私が零細企業で働いており満足しているからと言って、零細企業全てが良い企業だとは決して思いません

むしろ待遇等総合的に考えると、やはり大手に軍配が上がると考えています。

中小企業の中にはこんな企業も・・・

これは私の妻が働いていた、複数の楽器店を経営する小規模な会社の例ですが・・・

レジの計算が合わなかったら自腹補填

中でも一番驚いたのがこの事件です。

妻から聞いた話では、レジのお金が1万円ほど減っており、社員の誰かが盗んだのだろうという状況になったそうです。

その責任をとって、なんと連帯責任で店舗の社員(妻含む)が均等に自腹を切ってそのお金を補填することを強要されたそうです。

会社のために働いた結果のことで自腹を強要されるなんて明らかにおかしいですよね。

ボーナスがない

正社員として働いているにも関わらずボーナスがないため年収ベースではかなり安いということもあるようです。

待遇は就職前からわかることですのである意味求職者にも責任がありますが、極端に安い待遇で社員を使うのは大手ではありえないことです。

実質的にサービス残業を強要される

インターネット上で散見する話ですが、サービス残業が当たり前の会社も少なくありません。

一日一時間などはまだ大分マシな方で、一ヶ月100時間のサービス残業を、上司が残るから帰れないなど実質的に強要されている会社さえあります

労働組合もない小さい会社ならではのことで、そういう会社がありふれていますので「零細はやばい」という意見も間違いではありませんね。

結論:まずは大手企業に入るのがおすすめ

ここからは私の出した結論です。

まずは大手企業に入ることをおすすめしたいです。

今零細企業で満足できる生活を送っている私が大手を勧める理由は・・・

零細から大手へ転職するのは難しい

まず最も大きい理由がコレです。

大手企業から零細企業に転職するのは非常に簡単ですが、逆は難しいという現実があります。

どちらの方が自分に向いているか分からない以上、つぶしがきくように大手に先に入っておいた方が良いです。

大手を経験したからこそ零細の良さがわかる

私の職場は良い職場だと自身を持って言えます。

ですが、もし新卒で今の会社に就職していたら満足できていた自信はありません

比較対象がないと、どうしても比べやすい待遇面やステータスだけで判断しがちだからです。

大手で合わなかった実体験があるからこそ大手との違いがわかり、今の職場の良さが分かるんです。

製造系職種で大手企業に就職するために

とはいっても、中途で大手に正規雇用で就職するのは難しいというイメージはありますよね。

実は製造業に限って意外と簡単に大手企業に就職することができてしまいます

私も転職時に活用したメイテックネクストでは、ものづくり系職種に絞られる分好条件の大手の非公開求人が多いため、この転職支援サイトを活用するのがおすすめです。

サイト自体の知名度がそれほど高くなく、電話面談が必須ということから良い条件の求人の倍率が低いのが特徴で、穴場の転職支援サイトです。

中途では企業規模より仕事内容にも目を向けるべき

今回の記事では企業規模にフォーカスしましたが、転職の要素は規模だけではありませんよね。

むしろ仕事内容の方が大切かと思います。

最終的には規模に左右されることなく、自分のやりたい環境でやりたい仕事をすることを一番に考えることが人生の成功への近道かと思います。

※画像はhttps://ameblo.jp/reikoshibuya1010様より引用

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