旋削加工の技術者として零細企業の工場に転職して、早くも3カ月が経とうとしています。
以前の感想はこちらです↓↓
転職に後悔はある?
まず、転職を考えているあなたが最も知りたいであろう問いに答えます。
転職したことを後悔していないか?
答えはNoです。
以前と変わらず、やりがいを持って働いています。
なぜ、この業種に転職して良かったと思っているか。理由を書いていきます。
「製品を作る」ただそれだけに集中できる
私は、同時にいくつものことを行うことより、一つの目的に集中して取り組む方が好きです。
以前の職場では、大企業の総合職ということもあり、一つのことをしようと思うと、事務所への周知、スケジュール調整、受注者へのお願い、作業に伴う注意喚起など、同時にやるべきことがいくつもありました。
例えば、仕事の根幹ばかりに集中していると、周知を忘れていたりなどのミスが生まれます。
本業が完璧にこなせていても、枝葉がうまくいっていなければ、認められる仕事にはなりません。
そういった仕事の方が好きな人もいます。
しかし私は嫌いでした笑
対して、今の仕事は「図面を形にする」ただそれだけです。
時間内に図面を形にできれば評価され、できなければ評価されない。
前職のように、抜け漏れがないかびくびくする必要はありません。
図面に書いてあることが全てですから。
理不尽な失敗がない
対人調整業務には、理不尽な失敗があります。
例えば、「お前が嫌いだから決裁のハンコは押せない」と上司に言われてしまうと、仕事を進めることはできません。(実際に、同期にこのような仕打ちを受けた人がいました)
対して、私の今の仕事は、失敗には必ず合理的な原因があります。
寸法が違えば、温度管理、入力ミス、サビ、バリ、切粉の噛み込み、機械の芯ズレ、チップの摩耗、切削条件の良し悪しなどです。
これらの問題は、技術者としての力があれば必ず解決することができます。
解決できなかったとしても、自分の力不足として、必ず納得がいきます。
機械や金属は正直です。例え上司に嫌われていてたとしても、仕事の成果は出すことができる。 この仕事は、そこがいいところだと思います。
自分の成長を実感しやすい
前職では、頑張っても自分の力が伸びていっている実感はほとんどありませんでした。
約3年ごとに転勤のある会社でしたし、主な業務が対人調整でしたから、成長が目に見えて分かりにくいのだと思います。
しかし今、私は自分の力がみるみる伸びていっているのを感じています。
それはとても分かりやすいです。
以前丸一日かかった仕事が半日でできたり、以前は汚かった製品の表面粗さをきれいにできたり。
機械加工業は、成果がを数字で表せます。例えば、作業時間、寸法、表面粗さなどですね。
この数値が良くなることで、分かりやすく成長を実感できます。
丁度、ポケモンのレベルが上がったり、マリオカートのタイムアタックでタイムを縮められた時のような感覚です。
こういった成長を感じながら仕事をすることは、非常にモチベーションが上がって楽しいです。
自分の幸せを知っているのは自分自身
とアイカツを見ていたら言っていました笑
今、仕事を辞めたいと思っている方は、勇気を出して一歩を踏み出してみることをおすすめします。
私と同じ道をたどる方のために、私がどのようにして今の仕事と出会ったか紹介します。
端的に言うと、リクナビネクスト、メイテックネクスト、ハローワークでの就活の結果です。
まず、転職を考えているのに、リクナビネクストを見たことがないというのは正直ありえません。
転職を考える上での第一歩ですので、まだの方はすぐに求人を見てみてください。
そして、私と同じ製造系の技術者への転職を考えている方。
特に、私と同じように理系もしくは理系職で40歳未満、なおかつ大企業を視野に入れている方はメイテックネクストがおすすめです。
ハローワークはあたりはずれがあります。ハローワークに行ってみて、いいなーと思った求人があったら、転職について知識のある人に相談してみてください。 例えば職業訓練校の先生などがいいと思います。。 問い合わせページから私に質問していただいても結構ですよ。
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