「工場で正社員として働いてみたい!だけど未経験で、どんな仕事があるかわからない・・・」
「そもそも未経験なのに工場で採用してもらえるの?」
新しい分野で仕事を始めることは、不安がつきものですよね。
本記事では現役で工場で働いている私が、上記のような工場関係の転職活動をする上での疑問にお答えします!
未経験なのに工場に正社員採用してもらえるの?
結論から言うと、未経験からでも正社員で採用してくれる工場はたくさんあります!
なんなら、求人を募集している工場のほとんどが未経験採用を視野に入れていると言っても良いくらいです。
なんで未経験からでも採用してもらえるのか
今、製造業全体が人手不足
現在、製造業全体が人手不足の状況に陥っています。コロナの悪影響から回復基調にある現在も人手不足の会社は多いです。
人手不足の理由は・・・
- 製造業の3K(きつい・きたない・危険)のイメージ
- 工場のある土地の安いエリアは少子高齢化による労働力の影響をモロに受けること
- 「仕事は見て盗め」の古いやり方が時代に合わず、人材の流動化も相まって技術者が育っていないこと
など多岐にわたります。
経産省が出している2021年版のものづくり白書を見ても、集計期間がコロナ真っ只中であったにも関わらず35.3%が人手不足と答えているくらいです。
コロナの影響からも回復しつつある状況を考えると、人手不足の傾向は今後も強まっていくと考えられます。
なので、経験・未経験、年齢を問わず工場現場では人材が求められているんです!
私も未経験から工場正社員での仕事をはじめました。
私が働いているのは人数7人の町工場。工場といっても、「こうば」と読む小規模のものです。
数カ月間職業訓練には通いましたが実務経験は全くなく、畑違いの仕事から工場の正社員での仕事をはじめました。
未経験・40代でも内定をもらえる!
私は24歳で製造業の世界に入りましたが、知人は40代で工場の仕事に正社員として内定をもらっていました。
また、職業訓練での仲間でも、多くの30〜40代の方が大手企業含む工場勤務の正社員として内定をもらっていました。
職業訓練で多少知識は学んでいるとはいえ、40台以上実務経験ゼロでも欲しがる企業は多いということです。
転職に興味がある方は、早めの行動がベスト
ページ下部でも書いていますが、もし転職を考えているのであれば、絶対に早めに転職活動を始めたほうが良いです。
私がそうでしたが、転職が成功すれば本当に人生が大きく好転します。
転職にはもちろんリスクが伴いますが、「転職活動」にはリスクはありません。
工場への転職を考えているのであれば、製造業専門の転職サイト→メイテックネクスト が一番おすすめです。
未経験からの工場勤務ってどんな仕事があるの?
工場勤務が現実味を帯びてきたところで、工場での仕事の内容をご紹介します。
ひとくちに工場といっても、その仕事には様々な種類があります。
その一部をご紹介しますね。
技能職系
私が従事している工場(こうば)も技能職系の仕事です。
技能職には以下のような仕事があります。
NC機械オペレーターの仕事
私が普段使っているようなNC旋盤・マシニングセンタと呼ばれる切削加工機械を使ったり、NC研削盤などの、コンピュータ制御の機械を使った仕事です。
コンピュータ制御というと単純作業のように聞こえるかもしれませんが、大量生産の場合を除いて、経験が必要な奥の深い仕事内容です。
実際に私が現役で従事している仕事ですので、詳しく仕事内容を解説できます。NC旋盤オペレータについて詳しい仕事内容はこちらにまとめています!↓↓
汎用旋盤・汎用フライス工の職人
汎用旋盤・汎用フライス盤などを使った金属加工の仕事です。
ハンドルをグルグル回し、自分の感覚と経験を頼りに0.001mm単位の寸法で製品をつくっていきます。
工場勤務の中ではめずらしい、ほぼ単純作業のない仕事です。
プログラムを作る必要がなかったり、汎用旋盤ではNC機よりも長いものを加工できたりと、汎用機ならではのメリットがあります。
ちなみに私は主に汎用旋盤とNC旋盤を両方使って仕事をしています。
溶接工の仕事
溶接も、ものづくりには欠かせない技術のひとつです。溶接工は様々な工場で活躍しています。
特に作業しにくい箇所の溶接では強く美しく溶接するには熟練が必要で、やりがいのある仕事です。
その他技能職
この他にも加工関係の工場の仕事は様々なものがあります。
金属加工だけでも、レーザー、曲げ、表面処理、焼入れ、材料、圧延、シャーリング、検品、組み立てなど多くの分野があり、そのそれぞれに工場があります。
また工場には、ニッチな分野で熟練の技能が必要な専門職が存在することがあります。
たとえばどの工作機械メーカーでも行われている「キサゲ」作業の職人。
金属面に油がたまるように微小なくぼみをつけながら手作業で平面を出す仕事なのですが、未だ機械で代替できていない特殊な仕事です。
そのような職人仕事も工場の仕事のひとつです。
単純作業系
ライン作業やボタン押し
工場勤務と聞いて、はじめに思いつくのがライン作業ではないでしょうか。
単純作業では契約社員や派遣の仕事ばかりだというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、意外と正社員の採用も多いです。
例えば金属加工の工場では、機械に材料をセットし起動ボタンを押すことの繰り返し、いわゆる「ボタン押し」の仕事が多いです。
派遣社員やアルバイトなどでは本当にボタン押しだけの場合も多いですが、正社員となると、トラブル対応を含めて複数の機械を管理しながらの作業になることが多いです。
刃物の交換や進捗管理、機械のメンテナンスなど、単純作業の中でもある程度自分の担当する機械の稼働に責任をもちながら仕事をしていくイメージです。
生産管理系
工場での仕事は作業員ばかりではありません。
工場現場の司令塔と言われる、生産管理も工場の仕事の一つです。
その仕事内容は
- 管理側と現場との調整
- 材料発注、原価管理
- 生産現場の納期、品質、人員の管理
など多岐にわたります。
要するに、製造現場の監督役ですね。
事務系
工場といっても、もちろん行われているのは生産作業だけではなく、事務仕事も必要です。
注文の見積もり業務や経理事務、顧客対応、納品対応など、事務系の仕事を募集している工場も多いです。
これらの仕事には製造業専門転職サイトから応募するのがベスト
様々な種類の仕事をご紹介しましたが、これら製造業の仕事への転職には全て製造業専門の転職サイト→メイテックネクスト で対応できます。
下のほうに詳しく書いていますが、メイテックネクストは私が一番おすすめしている転職サイトです。
製造業に特化している分求人の量が多く、非公開求人含む穴場求人が多いため、ご紹介したどの仕事でも見つかるはずです。
何度も言いますが、転職の成功は人生を本当に大きく好転させるため、転職活動は絶対に早く始めたほうが良いです。 気になった方はこちらのリンクをご利用ください!→メイテックネクスト
工場で働いていてどう?きつい?
私は現役で工場(町工場)で働いておいり、NC旋盤、マシニングセンタ、汎用旋盤の仕事をしています。
もちろん仕事ですので、工場で働くことにはきついこともありますが、総合的には今の仕事にやりがいを持って楽しくやっています。
もう7年ほどこの仕事を続けていますが、別の仕事をしたいとは全く思っていません。
以前この仕事で辛いと感じた点をまとめましたので、ぜひご覧ください(^^
転職すれば人生が変わります
大手総合職から畑違いの町工場に転職した私の経験から断言できますが、もし転職を考えているのであれば、絶対に早めに転職活動を始めたほうが良いです。
転職が成功すれば本当に人生が大きく好転します。
転職にはもちろんリスクが伴いますが、「転職活動」にはリスクはありません。
工場への転職を考えているのであれば、製造業専門の転職サイト→メイテックネクストが一番おすすめです。
私も畑違いの職種からこの業界に転職した際に4社のエージェントを使いましたが、その中で最も良い求人を数多く紹介してくれました。
メイテックネクストについてはこちらの記事で詳しく書いていますので、気になった方はご覧ください!↓↓
コメント